千葉県市川市より-セラミックコーティング施工 メルセデスベンツG63

千葉県市川市のお客様よりメルセデスAMG G63のボディ研磨、セラミックコーティング施工(窓ガラス、ホイール含む)、レザークリーニング&コーティング施工のご依頼を頂きました。
以前、所有されたいた車両にも当店で3年前にセラミックコーティングを施工させて頂きましたが、そのクオリティにご満足いただきリピートにてご用命いただきました。
ご期待にお応えできるよう徹底的に仕上げていきます。

G63は新車は納期数年待ちの状態のため、こちらのお車は都内の正規ディーラー様の認定中古車になります。せっかくなら綺麗になった状態でお乗りになられたいとのことで、納車先を当店にしていただきました。隅々まで綺麗にしていくため、背面タイヤを外して作業をしていきます。

普段はなかなか洗うことがありませんので、タイヤハウスも良い感じに汚れが溜まっています。

ホイールもマットブラックで一見すると綺麗ですが、拡大して見ますと、、

ブレーキダストとシリカスケール(ウォータースポット、水シミ)で白くくすんでしまっています。特にマット塗装されているため、ナットの中などシリカスケールの付着が分かりやすいですね。

それでは早速、作業に取り掛かります。まずは洗浄に時間のかかる足回りからシトラスクレンザーをたっぷりとスプレーして、優しく汚れを浮かします。

こちらのお車はタイヤハウスに手が入りますので、汚れ落とし専用のクロスで根気よく洗っていきます。軽く擦っただけでこんなにも汚れが付着しています。

中性、アルカリ性のケミカルでは無機質の汚れは落とすことができませんので、酸性のケミカルもふんだんに使いながら綺麗にします。

タイヤハウスが終わりましたら、タイヤとホイールも同じように洗浄していきます。マットホイールは非常にデリケートなため、中性、弱アルカリ性、酸性のケミカルと傷防止のためマイクロファイバー素材のブラシを使用します。

ホイール表面とスポークの裏、ナットの中、キャリパーまでじっくりと時間を掛けて作業していきます。

普段は綺麗にする機会の少ないマッドガードも一つ一つの隙間をディテイリングブラシで汚れを落とします。

ボディの洗浄に入る前に、各ドアのヒンジ部分、エンジンルームも洗浄します。

ここでやっとボディの洗浄です。まずは触れる前にスノーフォームを掛けて汚れを浮かします。

G63は細かなパーツが多く、隙間に汚れが溜まりやすいので、ウォッシュミットが届かない箇所はソフトブラシで優しくアプローチします。

給油口が汚れていると、給油する際に残念な気持ちになってしまいますので、抜かりなくしっかりと綺麗にします。

背面タイヤ部分もおそらく新車時から一度も洗われていなかったようで、スッキリと仕上がりました。日常では見えない部分ではありますが、それでもここが綺麗になると気持ち的にも良いですね。もちろん、汚れの付着を軽減するために背面タイヤを外した状態でセラミックコーティングを施工します。

細部の洗浄が終わりましたら、一度スノーフォームを落としてから、再度スノーフォームを掛けて今度はウォッシュミットでコンタクトウォッシュをします。

洗浄工程の最後は鉄粉除去です。ボディーカラーがオブシディアンブラックで鉄粉除去剤の反応が分かりづらいですが、

紫色に変化しているのが鉄粉になります。地面を確認するとどれだけ鉄粉が付着していたか分かりますね。

最後に鉄粉除去剤では完全に落とすことができなかった頑固な鉄粉をクレイパッドで物理的に取り除きます。クレイパッドを使用すると少なからず微細な傷が入りますが、この後の研磨工程で一掃できるため、ここでは鉄粉の除去に注力します。鉄粉を完全に落としたことで、ボディのザラザラが無くなります。

鉄粉除去が終わりましたらしっかりとケミカルを洗い流して、ディテイリングブースに入れ細部のシリカスケールを除去していきます。フェンダーウィンカーランプの接着部分がシリカスケールが付着して、白くくすんでしまっているのが確認できます。意識して見ないと気が付かないような部分ではありますが、ここ専用のケミカルで洗浄することで、

本来の汚れのない状態になりました。地味な作業ではありますが、細部の汚れを根気よく綺麗にしていくことで、完成時のクオリティーが全く変わってきます。とにかく時間を掛けて一つ一つコツコツと作業を進めます。

バンパーとフェンダーの隙間部分も【Before】

【After】白くなっていたシリカスケールが落ちてスッキリとします。

フロントフェンダーのボンネットに覆われている部分も【Before】

汚れを落とすだけでもここまで変わります。【After】

エンブレム周りに付着したシリカスケールも写真では分かりにくいですが、、【Before】

【After】

細部の汚れを落としましたら、次はパネルに面で付着しているスケールを除去します。

一番シリカスケールが付着しているルーフの写真です。

酸性ケミカルで撫でてみると全面白くケミカルが反応します。この白く反応しているのが全てシリカスケールです。

こちらがケミカル洗浄をした状態です。塗装に食い込んでいるスケールはケミカルだけでは落とすことができませんが、Before→Afterで見比べていただけますとシミが少なくなっているのが確認できるかと思います。

ケミカルの洗浄が終わりましたら、研磨でキズとシミを物理的に除去していきます。

ひとまず、ルーフの初期研磨完了です。ケミカルでは落とし切れなかった部分も一皮剥けて本来の塗装状態になりました。

同じ手順で、ボディを全面磨き上げていきます。屋外では分かりにくいような微細な傷も専用のディテイリングブースに入れてスポットライトを当てることで、可視化することができます。スポットライトの周りに細かく付いているのが洗車キズです。

こちらが初期研磨後の状態です。微細なキズが無くなりスポットライトの写り込みがよくなっているのが確認できます。

ドア部分も細かなキズがありましたが、【Before】

こちらが初期研磨完了後です。【After】

ボンネットの少し深めの線キズも(指先部分)【Before】

【After】気にならない程度までキズが抜けました。

G63の顔でもあるエンブレム部分も照明を当てると微細なキズが無数に確認できます。【Before】

マイクロファイバークロスのリントが付着してしまい分かりづらいかもしれませんが、クリアになりました。【After】

ボディの研磨と並行して窓ガラスも全面研磨にてウロコ、油膜を落としていきます。びっしりとウロコが付着しているのが確認できます。

窓ガラス専用のコンパウンドとバフで丁寧に磨き上げます。

【After】明かにスッキリとしたのが分かります。

順番が前後しますが、内装のレザーもクリーニングをしていきます。せっかくご納車されたばかりのお車ですので、前オーナー様の痕跡を消していきます。

内装は日々の使用で少しづつ汚れていきますので、汚れに気付きにくいですが、少しクリーナーでブラッシングするだけでこれだけ汚れが付着していました。

マスキングを剥がしてみるとその差は一目瞭然です。上記の画像では左側のみクリーニングしていますが、未施工部分は油脂汚れでテカリが確認できます。

内装のクリーニングもひたすら根気よく作業を進めていきます。

センターコンソールも意外と汚れています。【Before】

【After】これだけ油脂汚れが付着していました。

同じ要領で内装全体クリーニングをしました。左側が使用後のクロス、右側のクロスが新品です。こうして比較すると納車直後とは言え、汚れていたのが分かります。

しっかりと汚れを落としましたら、レザー専用のセラミックコーティングで保護します。コーティングを施工することで、汚れや擦れの軽減が期待できます。

2段階の仕上げ鏡面研磨が終わりましたら、やっと外装の仕上げに取り掛かります。今回はイギリス製カーケアブランド「カーボンコレクティブ」のプロ用セラミックコーティングを施工します。ベースコート1層、トップコート2層の計3層の施工です。

窓ガラスもカーボンコレクティブのガラス専用コーティングを2層施工します。

ホイールも汚れの付着を抑えるために、専用のセラミックコーティングを2層施工です。

その他のパーツも最終仕上げをしていきます。マフラーも汚れでくすんでいましたが、【Before】

メタルポリッシュで磨き上げて、コーティングを施工します。

タイヤハウスとマッドガードも艶出し、保護効果のあるシーラントを施工して完成です。

お客様ご来店待ちの時間に小キズが目立つキーも綺麗に。【Before】

キーも贅沢にセラミックコーティングを施工させて頂きました。

これにて完成です。
最後に撥水テストをしましたが、バッチリとコーティングが定着しています。
作業時間80時間以上と非常に長くお預かりをさせて頂きましたが、その分良い仕上がりになりました。

アフターサポートも責任を持ってご対応させて頂きます。
この度はご依頼頂き誠に有難うございました。

最近は、千葉市以外のエリア(東京、市川市、松戸市、浦安市、八千代市、船橋市、習志野市)からのご用命も増えて参りました。当店は台数をこなすというよりもクオリティー重視で、一台一台じっくりと時間をかけて仕上げていくスタイルですので、コーティングの施工をご検討されているお客様は是非お早めにご連絡ください。
また、お急ぎの場合は千葉県市川市にございます弊社姉妹店のNumber6(ナンバーシックス)でも高品質なサービスのご提供をしております。

どうぞ宜しくお願い致します。

株式会社insieme(インシエメ)
千葉県千葉市花見川区千種町203-15-A
TEL 047-779-2534
MAIL info@insieme-detailing.jp

 

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